今回は、ハイローオーストラリアのスプレッド取引を徹底的に攻略してみました。
さまざまな手法を使い、勝ったケースも負けたケースも実践結果としてまとめています。
なお、ハイローオーストラリアのスプレッド取引の特徴は以下。
- 通常の取引と違い、一定の幅を超える値動きがないと勝ちにならない
- スプレッドがあるだけで、勝率はかなり下がると考えるべき
- その分、スプレッド取引はペイアウト率が非常に高いのがメリット
スプレッド取引はかなり難しい分、ペイアウトが大きいのが特徴です。
当然、通常の取引よりも慎重に攻めるに越したことはなくて。High・Lowの2択だからって適当に取引してしまうと、損失ばかりが膨らみますよ…w
いきなり本番に挑むのではなく、まずは無料デモ取引で練習してみて下さいね。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引をなんとかして攻略したい!
- Highlow
- Highlowスプレッド
- Turbo
- Turboスプレッド
ハイローオーストラリアのスプレッド取引は、「ただHigh・Lowを当てるだけではダメ!」というルール。
スプレッド(売値と買値の差額)を加味して、「一定幅以上に値動きしつつ、High・Lowの予想を的中する」ことが勝利条件となる、非常に難しい取引です。
↑スプレッド取引では、銘柄ごとに「スプレッド幅」が決まっていて、これ以上に値動きしなければ勝ちになりません。
難しい取引だからこそ、ペイアウト率が通常より高く設定されているって感じですね。
今回、このスプレッド取引〝だけ〟に絞ってあれこれと攻略法を練ってみたので、報告がてら記事にまとめていきますw
この記事の目次はコチラ
「普段僕が使っている手法が、どの程度スプレッド取引に通用するのか?」について実験してみたって感じですね。僕自身の腕試しも兼ねて、チャレンジしてみました。
もちろん負けたトレードもありますが…包み隠さず公開していきます(笑)スプレッド取引の難しさや、スプレッド取引でも有効なトレード手法など、何かしら参考になる情報があるはず。
スプレッド取引に無策のまま突っ込む前に、ぜひこの記事の内容をお役立てくださいね。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引を徹底的に攻めてみた結果を公開
ではさっそく、ハイローオーストラリアのスプレッド取引の実践結果をまとめていきます。残念ながら全戦全勝というわけにはいかず、利益はわずかでしたが…w
今回は、4つの手法をスプレッド取引にぶつけてみました。
トレード手法と結果を一覧で示すと、以下のとおり。
- 1回目:裁量のみでトレンド順張り(勝ち)
- 2回目:ターボ30秒でノイズ逆張り(負け)
- 3回目:ボリンジャーバンドを使い逆張り(勝ち)
- 4回目:RSIを使って逆張り(勝ち)
順番に、やり方の紹介も兼ねてご紹介していきますね。
スプレッド取引1回目:裁量のみでトレンド順張り
- 判定時間:3分取引
- 結果:勝ち
- 収支:+5250円
- »裁量(トレンド順張り)の詳しいやり方はコチラ
裁量とは「ツールなどによるテクニカル分析を使わず、チャートを見たままHigh・Lowを予想すること」を指します。
ようは、自分の感性や予想にすべてを委ねる手法って感じですね。
USD/JPYの3分取引のチャート。上がったり下がったりを繰り返して、現在は「下向きのトレンドが発生している」という判断ができます。
このあともしばらく下がり続けると予想して、Lowにエントリーしてみました。
1分経過時点。狙い通りチャートが下向きに。
スプレッド幅も超えて現状は勝ちラインですが…少しでも上向きに戻るとスプレッド幅に収まり負けとなるため、まだまだ油断はできません…!
2分経過時点。先ほどよりも更に価格が下がり、だいぶ安心できるところまできました。
残り1分、なんとか持ちこたえてほしいところ…!
取引終了。トレンドに乗っかる順張りトレードがうまくいき、スプレッドを大幅に超えてHigh予想を的中できました。
これ1回で、一撃5250円のプラス。通常の取引だと4500円しか勝てないので、スプレッド取引の利益スピードは破格ですねw
裁量トレードは、複雑なテクニカル分析など不要で今すぐ使える手法。
わりと初心者でも真似しやすいというメリットがあります。
スプレッド取引2回目:ターボ30秒でノイズ逆張り
- 判定時間:30秒取引
- 結果:負け
- 収支:-5000円
- »ノイズ逆張りの詳しいやり方はコチラ
ノイズ逆張りは、チャートの目が粗い30秒取引でのみ使える手法です。
上記リンクの記事の実践結果を見ても分かる通り、スプレッドなしの取引ではわりと有効だったので、スプレッド取引でも使えるか試してみました。
ハイローオーストラリアの30秒取引では、チャートに頻繁にノイズが発生します。
ほぼ直角に近い形で、グイーンと価格が急変動したタイミングを狙い、逆方向にエントリーするのがノイズ順張りのやり方ですね。
30秒のうちに下がってくれることを期待してLowエントリーしました。
はい。ぎりぎり負け。無念です…。
予想通り、ノイズが発生した後はジワジワとチャートが下がってきてくれたんですが、30秒の間にスプレッド幅を超えることができず負けとなりました。
ノイズ逆張りは、30秒取引でしか使えない手法のため、スプレッド取引とはやや相性が悪いかも知れませんね。
スプレッドを上回る値動きが必須のため、1分や3分、5分などある程度判定までに時間がある取引の方が安定しそうです。
スプレッド取引3回目:ボリンジャーバンドを使い逆張り
- 判定時間:1分取引
- 結果:勝ち
- 収支:+6000円
- »ボリバン逆張りの詳しいやり方はコチラ
ここからは、チャートツールを使ったテクニカル分析も活用してスプレッド取引で勝ちを狙ってみました。
※ボリンジャーバンドの設定方法やインジケーターの使い方について不安がある方は、上記リンクの記事を先にご覧くださいね。
まずは「ボリンジャーバンド」を使って、逆張りを安定させる戦略。
USD/JPYの価格が、ボリンジャーバンドの「+2σライン」を大きく上回りHigh方向に。このタイミングで、逆張りでLowにエントリーするのがこの手法のやり方です。
詳しくは統計学的な話になるのでここでは省略しますが、ラインを超えたあとは95%以上の確率でラインの内側に戻るんですよね。
ということで、ハイローオーストラリアの取引画面に切り替えて、Lowエントリー。
1分後、結果はコチラ↓↓
ツール上でも、チャートがボリンジャーバンドの内側に戻ってきたのが分かると思います。
これ1回で6000円の利益。これはデカいです…ペイアウト率2.20倍は破格すぎる(笑)
この取引はわりと「勝つべくして勝てた」って感じでしたね。
それまでは上がり調子だったチャートが、エントリー後に急降下してLow予想的中。これが、ボリンジャーバンドを使ったテクニカル分析の凄さかなって。
ボリンジャーバンドは、価格変動が大きければスプレッド取引でも十分に有効だということが分かりました。
スプレッド取引4回目:RSIを使って逆張り
- 判定時間:1分取引
- 結果:勝ち
- 収支:+6000円
結論、スプレッド取引をするならこれが1番安定しそう。
ボリンジャーバンドと少し似た手法ですが、「RSI」を使った逆張りもスプレッド取引にぶつけてみました。
RSIとは「相対力指数」とも呼ばれ、簡単に言うと「買われすぎor売られすぎ」の状況をひと目見て分かるようにグラフ化したインジケーターです。
チャートツールに「RSI」を引き、ラインの動きをチェック。RSIが70を超えたらLow、30を下回ったらHighに賭ければOKです。
今回はRSIが「30未満」になったところを狙いました。RSIがここまで下がったということは、一時的に「売られすぎ」な状況ということ。
このあと「買い」の勢力が強くなることが予想されるので、ハイローオーストラリアでHighに逆張りをします。
結果がコチラ↓↓
ずーっと下り坂だったチャートが一気に上へ。High予想が的中で今回も+6000円を獲得です。
このチャートの反転は、RSI無しでは絶対に見抜けないですよね。スプレッド取引でもかなり使える手法かなーという印象でした。
ちなみにRSI側の動きはコチラ。「買い」の勢力が一気に増えたのが分かります。
というわけで、今回実践したトレードの中で1番安定していたのがこのRSIを使った逆張りでした。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引をやるなら、RSIの使い方をマスターしておくと良さそうです。
- チャートツールにRSIを引く
- RSIが70以上(買われすぎ)になったらLow
- 30未満(売られすぎ)になったらHigh
↑これだけでOKなので、わりと初心者でも使いやすいテクニカル分析ですよね。
こちらを利用しつつ、無料デモ取引で5〜6割の勝率を上げられるようになったら、本番でもきっと利益が残るはずです。
まずは、デモトレードのスプレッド取引でRSI逆張りを試すところからスタートしていきましょう。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引はなぜ難しいのか
ここまでを読んで「なぁんだ、スプレッド取引って意外と簡単じゃん!」と思った方、一旦STOPをお願いします…w
たしかに、今回の実践結果では3勝1敗で、12250円の利益でした。スプレッド取引だけを攻めた結果としては、まずまずなスコアだったと思います。
ただ、残念ながら「スプレッドなしの通常取引のほうが簡単に稼げるなぁ…」という印象もすごく感じたんですよねw
ハイローオーストラリアをこれから始める方は、スプレッド取引ばかりを攻めるのはちょっと危険。
そこで、実際にやってみて改めて気付いたスプレッド取引の難しさをご紹介しておきますね。
- スプレッドにより不利な状態で取引が始まる
- スプレッド無しなら勝てていた取引もわりと多い
- ハイローオーストラリアのスプレッド幅が広がっている!?
こんな内容を語ります。
スプレッドにより不利な状態で取引が始まる
ご覧の通り、ハイローオーストラリアのスプレッド取引にエントリーすると、「スプレッドを差し引いたところからスタート」することになります。
ようは、チャートの真上ではなく、少しズレた位置にエントリーピンが立つということ。
明らかに不利な位置から始まる取引なので、やっぱり難しいんですよね。
スプレッド無しなら勝てていた取引もわりと多い
例えば上記のように「スプレッドなしだったらギリギリ勝ちだったのに…」という場面がわりと多くあります。これが精神的にもキツイ。
ハイローオーストラリアは勝てば約2倍、負ければ0円という両極端なルールが敷かれていることもあり、1回の負けが大きく響くんですよね…。
- スプレッド無しで勝ち:+4500円
- スプレッド有りで勝ち:+6000円
- スプレッド有りで負け:−5000円
たしかにスプレッド取引のペイアウト率の高さは魅力ですが、その差はせいぜい1500円程度。
しかも、負けてしまったら意味がないわけですよ。ペイアウトゼロ円ですからね。
よっぽど自信がある場合以外は、スプレッドなしの通常取引でトレードするのがハイローオーストラリアの攻略としては正解かなーって思います。
ハイローオーストラリアのスプレッド幅が広がっている!?
なんか最近ハイローのスプレッドめちゃくちゃ広いんだけど、、、
スプ0.5ってなってるのに15くらいあるし全然勝てん、、、— いもけんぴ (@happyboy_uw2) April 9, 2021
↑上記のようなツイートを、最近はよく見かけるようになりました。
ハイローオーストラリアが、スプレッドの範囲を少しずつ拡大しているという噂ですね。
スプレッド幅が広いということは、それだけ負ける確率が上がるってことになり、難しいどころか「無理ゲー」の予感までしてきます(笑)
スプレッドの1番の難しさは、「その全てがハイロー次第」というところにあると言えるかも知れません。
というわけで、ハイローオーストラリアでいきなりスプレッド取引にお金を突っ込むのは危険極まり行為なので非推奨です。
デモ取引を使う・少額でお試しプレイするなど、慎重に慎重を重ねてスプレッド取引とお付き合いをしていただきたいw
»ハイローオーストラリアデモ取引のやり方!登録の前に使い倒そうの記事もご覧いただき、準備を万全にしてからスプレッド取引にチャレンジしてみてくださいね。
ハイローオーストラリアやるならスプレッド取引は狙わなくても良い
「スプレッド取引、ペイアウト率はスゴイけど難しそう…」と感じているなら、それが正解です。無理して攻める必要は一切ありません。
僕自身、ハイローオーストラリアで普段スプレッド取引をすることはほとんどないんです。今回だって、あくまでブログネタのために実践しただけなので…w
通常の取引で勝つほうが簡単だし、安全だし、利益も出る。これがハイローオーストラリアのリアルだと思うんですよ。
- スプレッドなしの取引でコツコツ勝っていけば充分稼げる
- どうしても攻めるならスプレッドが小さい銘柄で取引しよう
- スプレッド取引はハイローオーストラリア運営による「罠」かも知れません
この記事の最後の章では、こんな内容を語っていきます。
これからハイローオーストラリアを始める方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
スプレッドなしの取引でコツコツ勝っていけば充分稼げる
ご覧のように、スプレッドなしの通常取引で勝てば十分すぎるほど利益を得ることができます。
わざわざ不利な状況で取引しなくても、ハイローオーストラリアは攻略可能。
まずはそちらを参考にして資金を増やしていただき、スプレッド取引は上級者になってからじっくりと攻略していく方が良いと思いますよ。
焦らず、勝てる戦場で勝ちましょうって話ですw
どうしても攻めるならスプレッドが小さい銘柄で取引しよう
「それでも、ペイアウト率が高いスプレッド取引で大きく稼ぎたいんだ…!」という方もいるとは思うので、この記事で手法を公開してみたわけです。
さらに、ハイローオーストラリアでは銘柄によってスプレッド幅が変わってくる点も覚えておきましょう。
↑ご覧のように、ハイローオーストラリアのスプレッド取引にも「幅が狭くて勝ちやすい銘柄」と「幅が広くて勝ちにくい銘柄」が存在します。
僕の実践結果を見返すと、スプレッド幅が狭い銘柄でだけトレードしていたことが分かるはずw
- USD/JPY
- EUR/USD
- EUR/JPY
- AUD/USD
- NZD/JPY
スプレッド取引をやるなら、最低でも上記5つの銘柄に絞ることをおすすめします。
他の銘柄はスプレッド幅が広く、選んだ時点で圧倒的に不利ですから…!
こちらについても、デモ取引の画面で実際にスプレッド幅の違いを確認しつつ練習をしていってくださいね。
スプレッド取引はハイローオーストラリア運営による「罠」かも知れません
「スプレッド取引ってさ、ペイアウト率の高さに釣られてついつい手を出してしまう人からお金を回収する目的で用意されてない?」という話なんですよw
もちろんハイローオーストラリアも1つの企業なわけで、全てのトレーダーに大勝ちされてしまうと利益が出ず倒産に追い込まれるはず。
そこで、スプレッド取引を上手いこと「エサ」にして、利益を回収している可能性があるかも知れません。
- スプレッド取引は難しいので誰も触りたがらない
- ペイアウト率を業界最高水準にまで上げる
- (特に無知な初心者が)ついつい手を出し負けてしまう
↑こんな感じ。あくまで僕個人の予想ですが、あながち間違ってもいないかなーってw
というわけで、勝算がないままスプレッド取引をしてしまうのは、それこそハイローオーストラリアの思うツボ。
スプレッドをスルーし、通常取引でコツコツ稼ぐことで、他の初心者より有利にトレードを進められると思います。
ぜひ覚えておいていただき、「カモ」にならないよう取引していって下さいね。
まとめ|ハイローオーストラリアのスプレッド取引はやっぱり難易度が高い
本記事のまとめ
- ハイローオーストラリアのスプレッド取引は高ペイアウト率だが難しい
- もしやるなら「RSI」を中心に、スプレッド幅の狭い銘柄に絞って取引しよう
- 通常の取引のほうが安全に稼げるので、わざわざスプレッド取引を狙う必要はないかも
本来であれば「ハイローオーストラリアのスプレッド取引は簡単だよ!アナタもぜひやってみてね!」と言いたいところですが…。
実際にやってみて改めて難しさを感じた僕としては、やっぱりスプレッド取引はおすすめできません。
特にこれから始める初心者の方は、まずは通常の取引でコツコツ稼ぐことに意識を向けるほうが絶対に良いはず。
僕も、スプレッド取引はまたしばらく封印して、通常取引で健全に稼ごうと思います(笑)
それでは、また次回の実践記事でお会いしましょう!