この記事では、ハイローオーストラリアでマーチンゲール法を使ってみた結果を公開しています。
タイトルにもある通り、エグいほど負けたのでその報告になります…(笑)
他サイトではマーチンゲール法を、まるで最強の資金管理術かのように紹介してるケースもありますが、真っ赤な嘘。こんなに危険な手法は無いと感じます。
「ちょっとマーチンやってみようかな…」という方も、必ずデモ取引で行うまでに留めておきましょう。
ハイローオーストラリアでマーチンやるといつか絶対後悔する
マーチンゲール法(倍プッシュ法)は「必ず勝てる」と言われることもある資金管理なんですが、その実態はちょっと運が悪いだけで一気に破産に追い込まれる可能性がある危険な方法。
ハイローオーストラリアでは、基本的にマーチンの使用はおすすめできません。
- マーチンで必ず勝てるなんて嘘
- むしろ、一撃で資金ゼロまで追い込まれる可能性あり
- マーチンより優秀な資金管理方法があるのでそれを使うべき
この記事を読めば、マーチンゲール法がどれほどリスクのある方法かが理解できると思うので、ぜひ3分ほどお付き合い下さい。
この記事の目次はコチラです
ちょっとボリュームが多い記事となっておりますが、気になるところだけでも読んでみてほしいです。
ハイローオーストラリア初心者ほど、マーチンゲール法の「必ず取り返せる!」という夢のような話を信じてしまいがちですが…そうじゃないよってことを1つ1つお伝えしていきますね。
マーチンゲール法とは?なぜハイローオーストラリアで流行ったのか
マーチンゲール法とは、取引に負けたら掛け金を2倍にしていく資金管理方法です。
例えばまず1000円を使ってハイローオーストラリアで取引し、もし負けたら2000円、次も負けたら4000円…という風に、倍プッシュしていく方法っていう理解でOK。
もともとは、カジノのバカラでよく使われていたBET管理方法だったのですが、同じ2択の取引であるハイローオーストラリアでも応用されるようになりました。
…これが、破産者をたくさん生み出す、地獄への入り口だったんですけどね(笑)
一応、マーチンは計算上必ず収支がプラスになる
マーチンゲール法を使うと、負けるたびに掛け金を倍にしていくことになるので、その後1回でも勝てばその時点で収支がプラスになるんです。
それまでの負けを一気に取り返せるよう、勝つまで倍プッシュを繰り返すわけですね。
これにより、マーチンゲール法は「必ず負けを取り返せる、最強の資金管理方法なのでは?」とまで言われるようになりました。
マーチンで収支がプラスになるのは、ペイアウト率が2倍を超える取引のみ。最高ペイアウト率2.30倍を誇るハイローオーストラリアだからこそ、マーチンが流行ったって感じですね。
ただし資金が尽きたら取り返しがつかないのがマーチンの落とし穴
マーチン法のメリット紹介はここまで。勘の良い方は、もうお気付きかと思います。
「負けるたびに掛け金を倍に…?もし、負けが続いてる間に資金が尽きちゃったらどうするの?」という疑問が浮かんでますよね?(笑)
マーチンゲールで掛け金がどのように増えるか、以下にまとめてみます。
取引回数 | 掛け金 1000円スタート | 掛け金 5000円スタート |
---|---|---|
1回目 | 1000円 | 5000円 |
2回目 | 2000円 | 10000円 |
3回目 | 4000円 | 20000円 |
4回目 | 8000円 | 40000円 |
5回目 | 16000円 | 80000円 |
6回目 | 32000円 | 160000円 |
7回目 | 64000円 | 320000円 |
このように、マーチンゲール法では負けるたびに掛け金が雪だるま式に膨れ上がります。
ハイローオーストラリアの最低取引金額である1000円スタートでマーチンゲール法をしても、運悪く6連敗でもしたらその次は6万円超えの掛け金が必要。
さらに、7回も負ける頃にはもう損失額がトータル10万円を超えるという、とんでもなく危険な資金管理方法なんです。
もしかしたら「いやいや、7連敗なんてするわけないっしょ」という方もいるかもですが…ハイローの取引は良くも悪くもHigh・Lowの2択。カードの裏表を7回連続で外す可能性がゼロだなんて、言い切れませんよね…?(笑)
マーチンゲール法には、負けが続きすぎると取り返しがつかない損失額まで追い込まれるというデメリットがあるわけです。
少なくとも、資金が少なめの初心者の方には決して推奨できる方法じゃないなって。
ハイローオーストラリアでは「逆マーチンゲール法」の方が稼げます
僕がマーチンゲール法で経験した、悲惨すぎる取引結果を公開する前に、「初心者でもハイローオーストラリアで使える資金管理方法って無いの?」という疑問にお答えしておきます。
結論、マーチンゲールとは正反対の方法である「逆マーチンゲール法」を使うのがおすすめ。
逆マーチンゲール法は別名「パーレー法」とも言い、こちらは勝つたびに掛け金を2倍にしていく資金管理方法です。
マーチンゲール法 |
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---|---|
パーレー法 |
|
こんな感じで、マーチンゲール用の真逆を行く、ローリスクな手法としてパーレー方が有効です。

僕自身も、ハイローオーストラリアでパーレー方を使い稼ぐことに成功したので、こっちのほうが100%安全だと断言できます。
というか、マーチンゲール法に関してはこの記事を読んだらもう忘れていただいても良いです(笑)そのくらい危険すぎる方法なんで、覚えるだけ無駄とも言えますし…。
パーレー法の詳しいやり方はハイローオーストラリアをパーレー法で12万円勝ち!一部始終をお見せしますの記事で解説してるので、ぜひそちらを参考にして下さいね。
ハイローオーストラリアでマーチンして15万円失った結果を公開します
「マーチンゲール法、そんなに危険な方法なの?」という感じで、まだリスクをしっかりと理解できてない方もいるかも知れません。話を聞くだけじゃイメージしづらいですしね。
そこで、僕があっという間に15万円を失った一連の流れをご披露させていただきますw
これさえ見て頂ければ、もはやマーチンゲール法など絶対にやめておこうって思えるはず(笑)
- たった5連敗しただけで15万負け
- トレード手法が正しくても負けることもある
- ある程度負債が膨らむと、もう引き返せなくなる
こんな感じで、マーチンゲール法の怖さを身をもって体感したので、ぜひ反面教師にして下さいね。
マーチン1回目:負け(−5000円)
一応、僕もそれなりに普段はハイローオーストラリアで稼いでおり、口座残高も70万円近く残っていたわけで。
流石に大丈夫だろうと思い、スタートを5000円に設定して1回目の取引に臨みました。
この時点では「あ、1回目負けちゃった。次は掛け金1万円か…」くらいで、全然余裕があったのを覚えています(笑)
マーチン2回目:負け(−15000円)
2回目も負け。ちょっとこの取引は、僕のエントリータイミングがイマイチ過ぎましたね…。
Lowにエントリーした瞬間にチャートが上向きに動いてしまったので、完全なる読み間違いです。
ただ、次に掛け金2万円でバチッと勝てればこれまでの負けを取り返し、収支プラスで終われるって分かっていたので、まだそこまで焦ってはいなかったと思います(笑)
今思うと、ここまでは良かった。検証のためってのもあり、気楽にマーチンできてました…w
マーチン3回目:負け(−35000円)
はい。3回目も負け。まあハイローオーストラリアで取引してれば3連敗なんていくらでもあるんですが、マーチン法を使ってるとメンタルの揺れ動き方が別次元ですw
たった3回の取引で、もうマイナス3万円…?って感じでしたね。
トレンドの読みはわりと正確にできていたんですが、いまいち伸び切らず負け判定。
こういう「予想外の負け」もあるからこそ、掛け金は少なめにキープして堅実に稼ぐほうが良いんだよな〜って、この辺から後悔し始めてました…(笑)
マーチン4回目:負け(−75000円)
もう、後戻りはできません。涙目です。
掛け金を4万円に倍増して挑んだ4回目の取引も負けてしまい、負債はすでに7万円オーバー。
多分ですけど、ここまで来たらほとんどの初心者プレーヤーさんはゲームオーバーですよね?w4連敗なんて、平気で起こりうるってことはぜひ覚えておいてほしいのですw
となると、5回目の取引の掛け金は…なんと8万円になります。
1回8万円のトレードなんて、はっきり言って馬鹿がやる行為だと思うんですが、もう引き返せない所まで来てしまったので…。
これまで以上に全集中して、エントリーポイントを探しました。
マーチン5回目:負け(−155000円)
きました。明らかな上昇トレンドです。
初めての方向けに説明しておくと、チャートがずーっと上向きに動いている状況を「上昇トレンド」といい、その後もしばらくそのまま上向きに動き続けるだろうと予想できるんですよね。
ということでマーチンゲール法5回目、掛け金8万円でHighにエントリー。これはさすがにイケるだろう…。
結果がコチラ↓↓
負けました。まさかの、エントリー直後から値動きが停滞。
後から調べてみたら、この時間帯にアメリカでまもなく経済指標発表が控えていて、様子見の流れだったみたいです。マーチンに夢中で、冷静に予想することができませんでした…。
この時点で、負債はトータル15万5千円。
もし6回目をやるとなると、掛け金は8万円の倍で16万円…。もう無理です。ギブアップです(泣)
とまあこんな感じで、ハイローオーストラリアでマーチンをして撃沈したトレード結果を公開しました。
もうすでに理解されていると思いますが、頻繁に5連敗や6連敗クラスの負けが起こるのがハイローオーストラリアの取引です。単純計算で勝率は2分の1なので、これは仕方ない。
そこへ、マーチンゲール法という危険すぎる資金管理を組み合わせると、ちょっと流れが悪いだけで致命的な損失を被ってしまうってことなんですよね。

もし良ければ、あなたも実際にハイローオーストラリアの無料デモ取引でマーチンを試してみて下さい。
ハイローオーストラリアデモ取引のやり方!登録の前に使い倒そうの記事を参考にして頂ければ、取引画面の使い方はすぐ理解できると思います。
「この攻略法はダメだな…」ということを、お金を失う前に確認できる唯一の方法なので、マーチンゲールこそデモ取引でその怖さを体感しておきたいところ。
ダミー資金の100万円が恐ろしい速さで減っていくのを、一度経験しておいて下さい(笑)
ハイローオーストラリアでマーチンゲール法をしてはいけない理由
というわけで「マーチンゲール法はリスクが大きすぎる」という点について、ある程度ご説明できたと思います。
ただ、「じゃあ1000円スタートで安全にやれば?」とか、「もうちょっと簡単な取引でマーチンすれば?」とか、まだ諦めきれない初心者さんもいるかも知れないなってw
そんな方には悲報ですが、そもそもハイローオーストラリアは、マーチンで稼げるような優しい設計になっていないのです。
具体的に、ハイローオーストラリアでマーチンが無効な理由がコチラ。
- ハイローオーストラリアの取引金額に上限がある
- マーチンゲール法をするにはスプレッド取引を選ぶ必要がある
- マーチンに頼ると取引がいつまでも上達しない
マーチン法についてもっと徹底的に危険性を理解しておきたい方は、ぜひ続きへとお進み下さい。
ハイローオーストラリアの取引金額に上限がある
ハイローオーストラリアでは、掛け金の上限が20万円までと決まっているんです。1円でもオーバーすると約定させてもらえません。
つまりマーチン法で負けが続き、掛け金が20万円を超えた時点でゲームオーバーということ。
先ほどの僕の実践結果で言うと、もしあと1回負けたら掛け金が32万円になるんで、もうどうやっても回収できなくなってしまうんですよね。
取引回数 | 掛け金 1000円スタート | 掛け金 5000円スタート |
---|---|---|
1回目 | 1000円 | 5000円 |
2回目 | 2000円 | 10000円 |
3回目 | 4000円 | 20000円 |
4回目 | 8000円 | 40000円 |
5回目 | 16000円 | 80000円 |
6回目 | 32000円 | 160000円 |
7回目 | 64000円 | 320000円 |
8回目 | 128000円 | - |
9回目 | 256000円 | - |
上記のように、たとえ1000円スタートでも8連敗した時点で掛け金が20万円を超えてしまい、そこでジ・エンドです。
どんなに実力があるトレーダーでも、8連敗を絶対に回避できるなんて断言できないので、マーチンゲール法はそもそもハイローと相性が良くないってこと。
普通に、コツコツ少額で取引するほうが良いのは明らかですよね。
マーチンゲール法をするにはスプレッド取引を選ぶ必要がある
マーチンゲール法でそれまでの負けを取り返すには、ペイアウト率が2倍を上回る取引を選んで戦っていく必要があるのですが…。
残念ながら、ハイローオーストラリアでマーチンに適した取引は、難易度が高いスプレッド取引だけなんです。
ただでさえリスクが高すぎるマーチンゲール法、ハイローオーストラリアで1番難しいスプレッド取引をしなければならない時点で、もはや無理ゲーって話w

先ほどの実践結果の3回目の取引結果なんですけど、これ実は「スプレッドなしのTurbo取引」だったら勝ち判定だったんですよね。チャートがわずかに上がってます。
しかしスプレッド取引(=幅のある取引)を選んでいたため、一定のラインを超えないと勝ちにならず、ギリギリ負けてしまったんです。
ハイローオーストラリアでマーチンをするには、「高難易度のスプレッド取引で、破産する前に勝つ」という、綱渡り的な攻略が必要になるってこと。
どう考えてもこんなギャンブルは危険なので、やめておくのが懸命だと思います。
マーチンに頼ると取引がいつまでも上達しない
実際、マーチンゲール法を試しても稼げずに悩んでいる方ってわりと多くて。
マーチンゲール法負けんけど勝てん
ベットリセットした直後に当てる必要がある— たらりら (@tqthu) June 21, 2021
連敗するとマーチンゲールしてしまう癖直さないと本当にダメだ
— ハイサイおじさん@株、デュエルリンクス (@PAZUDER) March 3, 2021
こんな感じで、ハイローオーストラリアでマーチンが上手くいくことなど殆どないんです。
それどころかマーチンゲールにばかり頼ってしまい、もっと重要なハイローオーストラリア取引そのものの上達を放棄してしまうケースがあるんですよね。

ハイローオーストラリアは、実際の為替レートをもとに「今より価格が上がるか?下がるか」を予想する投資です。
当然そこには様々な「トレード戦略」があって、コツコツ勉強するのが稼ぐために必須。
マーチンゲール法などの危険な方法に頼るのではなく、もっと本質的にトレードの勝率を上げるために勉強することを強くおすすめします。
当サイトの実践記事カテゴリーにも、さまざまな手法について記事をまとめてありますので、マーチンのことは一旦忘れてそちらをご覧いただきたいなってw
ハイローオーストラリアでマーチンすると口座凍結する恐れアリ
ハイローオーストラリアでのマーチン法がおすすめできない理由がもう1つだけあり、それが口座凍結される危険性があることなんです。
ただ「なんでハイローオーストラリアでマーチンが禁止なの?」という点を、あまり知らない方も多いんですよね。間違った情報がネット上に大量にあるせいで…。
そこで、この記事の最後の章を使い、ハイローオーストラリアでマーチンを多用しすぎると口座が凍結する理由について解説しておきます。
- ハイローオーストラリアの利用規約に「マーチン禁止」とは書かれていない
- ハイローでマーチンが禁止なのは自動売買ツール対策のため
口座凍結されると、マーチンうんぬんの前に退場処分となり何も始まらないので、ぜひチェックしておいて下さいね。
ハイローオーストラリアの利用規約に「マーチン禁止」とは書かれていない
ハイローオーストラリアの利用規約ページには、「これをやったら口座凍結しますよ!」という旨の禁止行為がリストアップされています。
ただし、この文章中にマーチンゲール法とは書かれていないんですよね。
ネット上では「マーチンは禁止!利用規約でそう決まってます!」などと書かれていることもあるんですが、それは嘘です。適当なことを書いてるサイトも多いんで、ちょっと注意が必要。
マーチンで口座が凍結するのには、別の理由があるんですよ。
ハイローでマーチンが禁止なのは自動売買ツール対策のため
マーチンゲール法をした投資家の口座が凍結してしまう、本当の理由はこっち。
ハイローオーストラリアの利用規約には、「自動売買ツール(第三者によるエントリー)の使用禁止」という明言があります。
そしてこの自動売買ツール、ほとんどにマーチンゲール法が組み込まれて販売されているんですよね。
つまり、ハイローオーストラリアでマーチンゲール法を多用しすぎると、運営さんから「こいつ自動売買ツール使ってるな?」という疑いがかけられ、その結果として口座が凍結するって話。
自動売買ツールは全て違法なので買わないのはもちろん、ツール使用が疑われるマーチンゲール法も、ハイローオーストラリアを使うなら控えておくのが賢明ってことです。
なお、ハイローオーストラリアの利用規約は以下の手順で見に行くことができます。
これから取引をスタートする方は、ちょっと面倒でも1回はご自身の目で利用規約をチェックしておくのがおすすめ。
ネット情報だけを鵜呑みにすると、気付かないうちにマーチンなど口座凍結リスクがある行為をしてしまう恐れがあるので…。
最低でも、本記事で説明したマーチン・自動売買ツールが関わっている「禁止事項」の欄だけは、サラッと読んでから始めるようにしてくださいね。
まとめ|ハイローオーストラリアではマーチン非推奨!危険極まりない
本記事のまとめ
- ハイローオーストラリアではマーチンゲール法は非推奨
- マーチンゲールをすると、たった数回の負けで破産に追い込まれる恐れアリ
- ハイローオーストラリアをやるなら、マーチン以外の方法で攻略していこう
ということで、今回は検証も兼ねてマーチンゲール法を試してみたわけですが…。
上手く行けば利益を出せるものの、万が一負けが続くと恐ろしいことになるってことが、少しはお分かりいただけたでしょうか?w
この記事を書くためだけに15万円もの損失を被った僕に免じて、これからハイローオーストラリアに登録する方はマーチンなどせず、安全に取引していってほしいなって(笑)
もちろん最初は、マーチンで大勝ちしてこの記事で報告する予定だったんですけどね…。少なくとも、僕はもう二度とハイローオーストラリアでマーチンはしません。パーレー法の方が絶対に良い。
少しでも多くの初心者トレーダーさんが、マーチンの罠にハマらずトレードを楽しんでいただけることを祈っております。
それでは、また次回の実践記事でお会いしましょう!